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ナルシー「それでは、今からチームになってくだサイ!」
ナルシー先生の合図と共に、周りの全生徒が動き出す
忠邦「お、いたいた」
真太「………すぐ見つかった…」
移動する生徒たちの中、忠邦と真太がこっちに向かってきた
まぁ、同じクラスだしな
澪「あ~、結子ちゃ~ん」
結子「澪も来たわね。あとは……直生と変態か……」
女子の方も集まり、残りは直生と河野
直生がいるから大丈夫だとは思うが、河野のことだ。なにかしらやらかしているのかもしれない
忠邦「まぁ、待っていればその内来るだろ。直生もいるんだしな」
どうやら、忠邦も同じことを考えていたみたいだな
直生「ほら零斗!みんな待ってるよ!」
河野「は、放せ直生!俺は、まだあのお姉様方と~!!」
少しして、いつものように暑そうな緑のマフラーを巻いた直生が、無理矢理河野を引っ張ってきた
忠邦「遅かったな。まぁ、河野がなにかやったんだろ?」
直生「まぁね。移動が始まった瞬間に、あっちこちの女の子に声かけだしてね……。大変だったよ…。僕は前の覗きの件で変な目で見られるしさぁ…」
直生はげんなりとした声で、喋った
……なんか、こいつ見てると、かわいそうに思えてくるな……
忠邦「まぁともあれ、全員揃ったな」
周りの生徒も、大方がチーム同士で集まったみたいだ
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