177人が本棚に入れています
本棚に追加
ナルシー「そろったようですネ!」
ちょうど、みんなの様子を見て、ナルシー先生が呼び掛ける
ナルシー「それでは、これから先生方に、ペンダントを配ってもらいマス!ペンダントの説明は聞いていると思いマス!」
その合図と共に、待機していた先生達が青いペンダントを配りだす
もちろん、うちのクラスは福村先生だ
福村「ほら、お前らの班で最後な。おもいっきりやってこい」
最後の一つを俺に渡すと、福村先生はそう言った
勝「分かってますって。福村先生はどうするんですか?」
福村「学校で待機だ。緊急事態に備えて……ていっても、そんなことはねぇだろうがな」
ハハハ、と笑うと、福村はそれじゃあと言って去っていった
忠邦「緊急事態ね……」
勝「滅多なことじゃ起きねぇだろ。大丈夫大丈直生「ダメだよっ!」うぉっ!?……ど、どうした?」
直生「あ……ご、ごめん。つい……」
急に怒鳴ったかと思えば、今度は急に謝りだす直生
俯いているその顔は、何かを我慢しているような気もした
河野「まぁ、油断は禁物ってことだよ。そうだろ?直生」
直生「……うん………ごめんね。急に怒鳴って」
勝「ああ、いや……俺もなんかごめん」
結子「直生が謝ることはないわよ。全部勝が悪いんだし」
俺の脇腹を肘で叩きながら、結子が直生に言った
どうでも……はよくないな。最近結子が俺に対して冷たい気がする
最初のコメントを投稿しよう!