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澪「さ~て、結子ちゃん。始めよっか?」
結子「それもそうね……。スノウ!」
スノウ「ガァァァァァ!!!」
結子の後ろ。そこから、魔力により巨大化したスノウがノッシノシと姿を現す
スノウは自ら冷気を出しているのか、歩いた場所が徐々に氷始めていた
「なっ!?あ、あいつ、最上級出した一年じゃねぇかよ!」
「無理よ!勝てるわけないじゃない!」
突然の最上級クラスの使い魔の登場に、敵はさらに焦り始める
「グガァッ………!お前ら、慌てんな……!」
先ほど、結子からの攻撃を食らったリーダー格のやつが呻きながらも立ち上がった
「俺たちはまだ6人いんだ……全員でかかればなんと「ベル!『エア・ガン!』」ブベェ!?」
と、そこで隠れていた直生がそいつに向かって攻撃
リーダー格のやつは青い光に包まれ、そのまま退場した
…………えぇ……今のタイミングで行くのかぁ…
「て、てめぇ!何してくれてんだよ!」
敵の一人が直生に向かって大声で叫ぶ
直生「ご、ごめんなさいっ!!」
そして、直生。なぜお前が謝る
「クソッ!まずはお前か「『アクア・ファング』!」ぐがっ!?」
と、今度は澪が攻撃
澪さん。あなたも例に漏れず酷いんですね
澪「ほらほら~。こっちにもいるのに、余所見しちゃダメだよ~?」
転送される生徒を見送りながら、澪が笑って言った
正直、悪魔の言葉としかいえないなそりゃ
「みんな!周りに注意して!これ以上人数を減らされたらヤバイわよ!」
隣に猫の使い魔を攻撃体制のまま待機させる女生徒
そして、残る四人もお互いに背を向けるようにして攻撃体制をとった
勝「あぁ~あ………あれはしちゃダメでしょ…」
それもそのはず
そんな一ヶ所に固まったら……
モコッ
敵のちょうどまん中辺り。そこにある土が突如として盛り上がった
しかし、背を向けている敵は気づかない
忠邦「もらった!フウ!『アース・ドリル』!」
フウ「キシャァァァァ!!!」
「ぎっ!?」
「ガフッ!?」
「ごっ!?」
地面を突き抜け、フウが飛び出す。
忠邦「チッ!一人はずしたか!」
しかし、全員とは行かなかったようで、一人だけ無傷で転送されずに残っていた
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