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勝「悪いな。待たせた」
結子「やっときたわね。遅いわよ」
岩の裏側へいくと、そこには結子や直生の姿があった
俺が準備出来るまで待っていてくれたらしい。辺りを警戒しつつ、話に勤しんでいた
河野「これで、やっと勝も戦闘に参加できるな」
勝「あぁ。今度は頑張るぜ!な!ヒナタ」
ヒナタ「ピィイィィィ!」
俺の頭の上でバタバタと羽を動かすヒナタ
どうやら、今すぐにでも動きたいそうだ
忠邦「よし、それじゃ、出発だ。それと、勝。初仕事だ。ヒナタを上空から見張らせておいてくれ」
勝「わかった。ヒナタ、ゴー!」
ヒナタ「ピピ!」
ヒナタは俺の頭を蹴って、そのまま空高くまで飛んでいく
忠邦「よし、このまま森の奥へ行くぞ。上手く隠れているやつもいるかもしれないが、真太とフウがいるから大丈夫なはずだ」
そう言って、先頭の忠邦はどんどん森の奥へと進んでいく
と、そこで、一人立ち止まった
澪「フゥ………少し疲れるね」
澪だ。やはりというべきか、結子のように運動神経がいいわけでもなさそうなので、体力はこのチームでは一番ないようだ
河野「澪ちゃん大丈夫?なんなら、俺がおんぶでも結子「黙れ!」なにがっ!?ヘブッ!!??」
澪に話しかけた河野に向かって、結子が回し蹴りを放つ
それが、うまいこと横っ腹に入り、河野はそのまま吹っ飛んだ
結子「さ、あんな変態はほっときましょ」
澪「ええと……ゆ、結子ちゃん?」
河野「おい!いきなり何すんだ!」
苦笑いしている澪のうしろから、先程吹っ飛ばされた河野がやってくる
結子「堂々とセクハラ発言するんじゃないわよ」
河野「何を!?背中で双山を楽しむことの何がダメなんだ!?」
結子「もうその言葉でアウトなのよ!」
河野「フンッ!貧乳の言うことなんじ、説得力がな結子「死ね」………」パキパキ
河野があの禁句を口にした瞬間、結子の周りが一瞬で氷った
忠邦「おい。静かにしろ。気づかれるぞ」
と、そこへ忠邦の仲介が入った
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