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「…あはははははっ!なんだその展開!ちょっと、おもしろすぎ…!ははっ」
冬馬は、頭の中の処理が終わったように、突然大爆笑しだした。今度はそんな冬馬に俺がフリーズする。
「…ちょっ!!!ちょおっ!な、なんでそんな笑うの!?冬馬がそんな薄情者だとは思ってなかった…!」
俺氏、半泣き。
「ひ~、ごめんごめん…。はぁ。幸秀は、三科に好かれてて嫌なの?」
なにげ難しい質問してくるな…
「…い、嫌では、ないけど…困る。別に告られたわけじゃないし…どう対処したらいいのかもわかんない…」
「ふーん。じゃあずっと困ってたらいいんじゃない?」
にこり、と王子様スマイル。
ひどくない!?あ、あれぇ?俺のスウィートダーリンはこんなに酷い男だったのか??
「ううううっ冬馬のバカ!薄情者!せっかく勇気出して話したのに!」
「いや、俺はさ、誰であろうと、幸秀のことを好きになってくれる人がいることが嬉しいんだよ。」
「冬馬…すき…」
あれ?俺ってもしかしてかなりちょろい?ちょろすぎるのかな??
「いやー、それにしても…三科が幸秀をねえ…世の中わかんないもんだね。」
あ、無視された。
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