3人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
不思議な生物は、地球上で出会ったどんな生物よりおかしかった。
生物?果たして本当にこいつは生物なのか?
否、確かに生物である。
私は無我夢中で、その生物が私の肉体に侵入するのを阻止した。
実態のない生物。
観念の生物。
そいつは、なんとあろうことか、私の腕をめがけて、侵入を心みたのだ。
腕に直接ズブリと侵入したのだった。
そして、そいつはそのまんま、体の全部を私の腕の中に埋没させたのだった。
直ぐに、二、三センチのそいつの姿は、私の視界から消えた。![image=463249094.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/463249094.jpg?width=800&format=jpg)
![image=463249094.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/463249094.jpg?width=800&format=jpg)
最初のコメントを投稿しよう!