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モンク「まだ……まだっス!真羅解放!」(ゴッ)
メイド「こ、これは……!?」
僧侶「……まぁそうだよな。モンクの姿は三年前、つまり修行時代と変わっていなかった。小説じゃあるまいしあり得ない。しかし力は増している。おそらく勇者パーティに潜入する為に姿を変えていたんだろう」
メイド「お、大人になった!?」
僧侶「いや、我々の二つ下だから16くらいだ。大人ではないな」
メイド「し、しかしかなり大人っぽい……」
僧侶「まぁ元が13くらいの幼女だったから対比でそう見えるんだろう。だが魔法使いより胸はデカいな」
メイド「……コメントに困ります」
モンク「何をゴチャゴチャと!今から本気っスよ!」
僧侶「やらん方が良い。こちらにはぐったりして良い工合に動かない肉盾があるしな」(グイッ)
聖王「て、テメェ……」
僧侶「モンク、もう負けだ。お前か勇者パーティのモンクとして個を出した時点で、こちらの勝ちは確定してたんだ」
モンク「何故……何故僕が勇者パーティとしてのモンクを捨て切れてないと?」
僧侶「簡単な話だ。お前は腐ったキャラを選んだ。それが誤算だったんだ。昔ながらのお前なら几帳面に実際そういったものに手を出したんだろう。禁断の腐った果実に。そして抵抗もなくそれを自分の中に取り込んだ。だが……」
メイド「だが……?」
僧侶「腐った知識を取り込めば当然それは中から侵食していく!つまり!勇者達との友情や仲間意識云々よりお前は腐女子というスタンスに取り込まれたのだ!」
メイド「えぇぇぇぇっ!?」
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