幼いですよ、魔王さま

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魔法使い「で、この魔王どうするの?」 僧侶「とりあえず起きたらお前らについて敵では無いことを説明しないとな。あと魔王とは呼ぶな。この子にとっては魔王は親の事らしい」 勇者「んじゃ魔少女で良くね?」 魔少女「……んっ」(ピクッ) 盗賊「あっ、起きましたな」 魔少女「……貴女達、誰?」(ギロッ) 戦士「こ、この頃から眼光は凄まじいの……」 僧侶「この者達は私の部下です」 魔少女「……そこの勇者っぽいんだけど」 僧侶「勇者マニアの頭のおかしい奴なんですよ」 勇者(野郎後で覚えてろ……!) 魔少女「……母さんは?」 僧侶「まだ戻られておりません。北部の鎮圧に行くと仰っていたので本日中は戻られないかと」 魔少女「……ふーん。ならとっとと部下を下がらせて」 僧侶「畏まりました。貴様ら!とっとと仕事に戻れ!」 勇者「わ、分かりました~」(ヒクッ) 盗賊(耐えてますな~) 僧侶「それではもうそろそろ夕食のご用意を致します。何かご要望の物はありますか?」 魔少女「要らない。部屋に戻る」 僧侶「……畏まりました」
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