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僧侶「試験内容は単純だ、何があってもそこに立っていろ。それだけだ。構える必要も無い」
兵士B「こ、これで何が分かるんだ?」
兵士C「気迫を読み取るとかじゃないか?」
僧侶「では……イビルソード!」(カッ)
兵士C「な、何だあの馬鹿でかい剣は!20mはあるぞ!?」
僧侶「なぁに死にはせん!さぁうごくなよ!!」(ブンッ)
兵士A「ひっ……ひぃぃぃ!!」(ズサッ)
ズパンッ!!
兵士B「……はっ?痛くない?」
兵士C「……かはっ」(ドサッ)
メイド「斬られた何人かが倒れた?僧侶さま、この術は……」
僧侶「使用者にとって害悪となる感情を持った者の精神を傷付ける術だ。格下相手にしか使えんがな。今立っている者は合格だ。斬られて倒れた者、斬られる前に倒れたこけおどしは失格だ。後は……そこのローブと傭兵!お前らはこっちに来い!」
傭兵「……やはり気付いた?」
僧侶「丸わかりだ。おまけに避けやがって。結構本気でやったんだぞ。んで、そこのローブの、名は?」
精霊使い「精霊使いでっす!よろしくお願いしまーす!」
僧侶「……何故だろう、何か知ってる感じがするな。とりあえずお前達二人は別格だ。お前達には特別な役を与える」
数日後、魔王城
勇者「魔王ー、遊びに来たぞー」
魔法使い「その言い方止めなさい、マジで友達じゃない」
精霊使い「いらっしゃーい!」
戦士「」
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