若いですよ、魔王さま

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僧侶「さて、うるさい奴らが帰ったところで改めてお前達の仕事を説明する。二人一組となって城の警備をしてもらう」 精霊使い「ラジャー!!」 傭兵「……それだけ?」 僧侶「付近には魔物も出るからな。そしてこの時期には付近を群れが通過する。私も出るが基本夜はこの魔物退治だ」 精霊使い「群れって何の群れですかー?」 僧侶「そうだな……ゴブリンウルフバットその他諸々、20種くらいの群れが来る」 傭兵「……数は?」 僧侶「そんなもん知らないで良い。我々は城に寄せ付けないのが仕事だ。防衛線から出ようとする魔物を蹴散らせ。言っとくが魔国の魔物だ、そこらのと一緒にするなよ?」 傭兵「……面白い!」 精霊使い「よーし我々14歳連合、頑張りまっす!」 魔王「14歳なの!?僧侶、さすがに……」 僧侶「実力ありゃ問題ありませんよ」(ニッ) 魔王「……なら良いけど。二人とも無茶はダメよ。まぁ傭兵には心配するだけ無駄だと思うけど精霊使いはあまり実践経験無いんでしょ?」 精霊使い「そうなんです、私魔国侵攻戦でちょっと戦線出たくらいなんです。それなりにやってたとは思うですけど指揮官に引っ込めって言われちゃって……」 魔王「……何か心当たりありそうな気がするけど思い出したく無いわね」 僧侶(そういや後方から爆撃魔術使いまくって器用に死者出さず敵味方吹っ飛ばしてた術師が居たな)
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