若いですよ、魔王さま

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戦士「よし勝った!」 精霊使い「うぅぅ……でも……でも……!」 傭兵「精霊使い、あの……」 女僧侶「精霊使いさん、逆に考えるんです!遠距離恋愛の方が……より燃え上がると!」 精霊使い「……はっ!」 女僧侶「そう……二人の愛さえあれば遠距離恋愛ほど素晴らしいスパイスはありません!会えない時間と距離が互いへの想いを熱くしてくれるんです!」 精霊使い「盲点だった……でも、傭兵ちゃんが……」 傭兵「……精霊使いの事は好きだけど常に私と共に居るのはダメ、ってずっと言いたかったんだけど」 精霊使い「……そうなの?」 傭兵「うん」 魔王「って事は精霊使いが暴走してただけと。城の修繕費は戦士に請求するわね」 戦士「何……じゃと……!?」 勇者「あのビーム教えてくれるなら少し出すわ」 盗賊「同じく」 僧侶「30%OFFにしてやろう」 魔王「アレどんだけ教えてほしいのよ」 勇者「ロマンには勝てん!!」 盗賊「ですな!!」
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