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「入学案内は面白くないが、学園生活は面白いはずだ。
なにせ世界中からいろいろな人間が集まるのだからな」
ジャックは機嫌よさそうに言った。
彼の機嫌がいいのは非常に珍しいことだ。
そのためリオンは聞いてみた。
「珍しく機嫌がいいじゃないか。
そんなに学園が楽しみか?」
「当然だろ? パラケルスス魔法学園に通えるということは、精霊と契約出来るということだ。
楽しみで仕方ないさ」
その言葉を聞いてリオンは、そんなもんかね、と呟いて海を見た。
その視線の先には小さな島が見えた。
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