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少し休憩して次は観覧車~
「うわぁ~高い!」
「この辺りで一番高いからな。」
「そーなんだ!」
観覧車なんて久しぶりだ……
「春佳…」
「ん?」
「学校で何かあったらすぐ俺に言えよ?」
「大丈夫だって!涼は心配しすぎだって(笑)」
「そうか?……」
「女の子は強いんです!」
「まぁお前は普通じゃねーしな!」
「普通じゃないってどーゆーことよ!」
「まぁそれがいいんだけどな(笑)」
確かに普通じゃないけど……
でも本当に大丈夫だと思うんだ。
それに涼が女の子たちに言ったって……
涼に言われたらさすがにやめるでしょ。
「おっ!そろそろてっぺんだ!」
高い所から見る景色って何で綺麗なんだろう。
「俺さぁ、1人の女好きになったの初めてなんだ。」
見るからにチャラいもんね(笑)
「だからこんな気持ち初めてなんだ。一生守っていきたいと思った。お前を。」
「涼………」
嬉しいこと言ってくれんじゃん(〃▽〃)
「私もだよ。恋を知らなかった私が涼に夢中になってる。」
自分で言うの恥ずかしいけど。
本当なんだ。
誰かに恋するなんて、考えたこともなかった。
しかも、不良くんを好きになるなんてね。
「俺、運命だと思うんだ。」
「運命!?」
「ああ。俺が春佳をナンパから助けたのも、同じクラスで席が隣。家も隣。これって運命の他考えられるか?」
確かに………
偶然だったらすごい。
「俺はお前を一生離さない。」
「私が他の人を好きになっても?」
「ああ!まぁそれは有り得ないな。もしそうなったら奪うまでだ。」
「えぇ~!ストーカー的なことはしないでよ?」
「どうだろうね?ストーカーも楽しそうだな。」
本気だ………
この人本気だよ。
真顔で言わないでー(泣)
ってか、キャラ崩れてないか?
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