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私、南春佳。
今日から高校一年生。
何故か朝から告白されてしまいました。
それも、
入学式の最中に………。
[校長先生のお話]
うわっ………
ハゲじゃん！
｢えー、皆さんご入学おめでとうございます！
本校は………―――――――。｣
長い………。
お祝いの言葉とか卒業式の言葉とか何で長いのかね？
｢ねぇ！｣
ん？
後ろからだ。
｢はい?｣
｢君、俺と付き合わない？｣
｢はぁ!?｣
やばっ！
大声出したから周りの先生に睨まれた。
生徒の視線が痛い…。
｢考えといてね？｣
｢なっ………ちょ！｣
｢これで終わります。生徒の皆さんは教室に戻って下さい。｣
後ろの席ってことは……………
クラス一緒だよね？
どーなんのこれから先。
ガラガラガラ
うわー、席決まってんのか…
私の席はーどーこだっ
あっ！
窓側の一番後ろじゃん！
ラッキー！
｢春佳！久しぶり！｣
｢えっ!?みっちゃん？｣
｢やっぱり！同じクラスだよ！よろしく！｣
｢うん!!｣
この子は三谷蜜。
小学の時の友達。
中学でバラバラになっちゃったんだ。
知ってる人が同クラって嬉しいね！
｢そう言えば、式の最中に大声出してたけど、どうしたの？｣
聞こえてました？
聞こえてたよね………
大声だったし。
｢何かね………
付き合わないかって言われて………。｣
｢うそーっ！告白じゃん！｣
わぁ――!!
｢みっちゃん！声大きいよ！｣
｢ごめん！で？どんな人だったの？｣
んー――――。
｢男子………。｣
｢そりゃあ男でしょ!!｣
うん……
そーなんだけど………。
｢どんな人だったっけ…………。｣
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