7 誘われました…

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待ち合わせの場所と時間を決められて、ヨレヨレしながら課に戻った。 福原さんのお誘いが嬉しくないなんて、男として終わっている。 というよりも、完全に疑われていた。 七のことで聞きたいこともあるし。 なんて…… 聞きたいことって何ですか? 「はぁ…」 椅子に座ると同時に、ため息が出た。 直接、先輩に聞いてくれって言いたいけれど、それもできない。 ああ、胃が痛ぇ。 「……どうした?」 小さなため息に顔を上げると、戻ってきた先輩が俺を見下ろして、聞いてきた。 「あ、コレどうぞ」 隣に座った先輩に、イチゴオレを差し出す。 ずっと握っていたから、少し温まっている気がするけれど。 そんなことはどうでもいい。 「サンキュ」 ストローをつきたてた先輩も、なんだかとても疲れた顔で。 「どうしたんスか?」 心配になった。
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