プロローグ2

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はしゃぐ彼に保護者のような感情を覚える。 と、ふと思った。 「中継ぎってことは、君の友達と僕がつながるってことなんだね?」 「え……あ、考えてなかった。」 だろうとは思っていたけど。 「じゃあこうしよう!」 と指をパチンっと鳴らした。 「指パッチン好きだね。」 「うん。じゃあさ、こうしよう。俺の知り合いに渡すから、その知り合いが誰かに渡す。」 「それ、へたしたら君の知り合いになるよ。」 「おお……確かにな…………」 また考え込ませてしまった。
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