プロローグ2

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やっぱりそれでもいいよ、と言おうとした時、また指を鳴らした。 「知り合いに渡して、そいつに誰かのロッカーに入れてもらうんだ。」 「誰か?」 「そいつにとっても誰か。」 確かにそれならつながりを持たない…… 「なら君でもいいじゃん。」 「おいおい、俺はお前の一人の友達だろ?お前の正体バレるぞ。」 「……それもそうだね。」 もっと友達作るべきだった。 「じゃあ明日また来るから。明日ノート取りに来るから!」 「わかったわかった!書いとくって。」 机にあった使ってない新品のノートを手にとって書き始めた。
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