序章

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風呂から出て、自室で勉強しているとノックが聞こえた 「どーぞ」 俺はペンを動かしたまま返事をした スタスタ、ドスッ 「おい、勝手にベットに座んな」 「いいじゃん別に。座るとこないんだし」 「お前が座ると壊れるだろーが」 バコッ 「いたっ!!…俺、勉強中なんだけど」 「つまらん冗談を言う兄貴が悪い」 枕を投げてきて、ふんっと怒り口調で言う倫 「つか何?なんか用でもあんの?」 俺と関わることを嫌う妹が、俺の部屋に来るなんて珍しい 何か相当重大な理由でもあるんだろうな…
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