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うとうとし始めた頃、ご主人様が唐突に「規則を教えてやろう」と言った。
おれは眠たい脳を叩き起こし頷いた。
「と言っても対して他の高校と変わらないだろう。生徒会と風紀委員が桜歌をまとめている」
ご主人様のいる生徒会が表舞台だそうだ。
風紀委員は風紀を取り締まるのと同時に、もうひとつやることがあるらしい。
「しんえい…たい?」
「親衛隊。人気者のファンクラブのようなものだ」
かっこいい人、可愛い人には出来るらしい。
本人に許可を貰ってから初めて親衛隊となる。その前はファンクラブだそうで。
「風紀は過激な親衛隊を罰則する仕事をしている」
「過激?」
駄目だ。
分からないことばかりで、質問ばかりになってしまう。
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