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なるほど…。
「解散…させてしまえばいいのでは?」
おれがそう提案すれば、ご主人様は首を横に振った。
首を傾げれば、ご主人様は喉を鳴らして笑う。
「親衛隊があるから、信者がまとまっているんだ。バラバラになってしまえば、もっと酷いだろう」
親衛隊は、人数が多いものもあるらしい。
それをまとめている隊長は、なかなか凄い人なんだろう。
「ただ、一般生徒には嫌われているのが親衛隊だ。あまり関わらなくていい」
おれは「はい」と言いながら頷いた。
親衛隊、か。
まぁ、関わることはないかな、うん。
そこまで気にしなくていいだろう。
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