入学

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「え?ちょ、俺も一緒に居たって!」 「そうだっけ?」 誠人が首をかしげる。 その姿に周りにいた女子が頬を染める。 「まぁ、過ぎたことは忘れよう!」 「そ、そうだな」 僕が言うと、優斗は引き攣った表情で答えた。 「はぁはぁ……誠人さん、早すぎですぅ」 「誠人急に走って行かないでよ」 「………疲れた」 声がする方に振り返ると、誠人に思いを寄せる恋する乙女の3人がいた。 この三人も中学のころから同じだ。 上から順に、お嬢様の安城 早百合 次に、誠人と優斗と幼馴染の水島 秋子 最後に、クーデレの相沢 美帆 安城 早百合と出会ったのは中学生のころ、マフィアに誘拐された早百合が誠人に助けられた。 今のご時世、拳銃とか武術とか使えないと生きていけないからね?と言う訳で僕も一緒に乗り込んだ。 僕のあこがれの人はジャ○キーさんだから。
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