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￣
｢いっちゃん先生､おはようございます
相変わらずモテモテですねー朝から｡
見てましたよー(笑)｣
｢あ､藤崎先生
おはようございます｣
職員室に入った瞬間すかさず声かけてきたこの人は
この高校で数少ない女性教師
長身で筋肉質だし運動神経抜群で何でもそつなくこなす……
俺よりはるかに男前だ……
｢もー
先生が来てくれてから私毎日楽しくって♪｣
｢あの､それどういう……｣
｢ふふ､まぁ
お気になさらず｡
ずっとそのままでいて下さいね､せんせ(笑)｣
ポンと俺の肩を叩いて
自分の席に戻ってってしまった
相変わらず意味わかんないな､この人｡
-ｷｰﾝｺｰﾝ――
｢ほらほらいっちゃん､ぼーっとしてないで
HR始まっちゃいますよ??(笑)｣
誰のせいでぼーっとしてたと思って……
つか
そんなニヤニヤ顔で言うなし
｢もー分かってますよぅ……｣
ぶつぶつ言いながら
棚から出席簿を取り
俺は教室へ向かった
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