瞬間

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震えが止まらない僕は目元の隈を隠すために化粧をして頬のやつれたところを朱色のパウダーを軽く押し当ててなんとか化粧を終えた。 制服のまま寝ていたから僕は化粧を済ましてすぐに部屋を出た。 駄目だ。 これじゃあ、バレる。 僕は転校生の歩く方向とは逆向きに真剣走り出した。 転校生は何か言っているけど、もう、届かない。 どこか…冷静になれる場所は…。 そうして、僕がたどり着いた場所は食堂だった。 早朝から生徒会で専用の場所を使う人はいないだろう。 僕はパネルを操作してハンバーグやオムライス…色んなご飯を注文した。
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