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時間は少し戻って、
佳奈の方はというと……
『葵ちゃん、保健委員だったよね。保健室まで付き添いで来てくれない?朝から体調が悪くて……』
葵と佳奈はクラス1の仲良しで、席は隣同士だった。
『うん、いいよ。一緒に行こ』
担当の先生に許可をとり、二人は保健室に向かった。
~保健室~
先生はいなかったが、佳奈はベットに横になった。
『先生が戻って来るまで、いてくれない?』
葵は少し考えたが、佳奈の事も心配だったので残ることにした。
葵がドアの方を向いた途端、佳奈は薬品の染み込んだハンカチを葵に嗅がせた。
葵はそのまま深い眠りについた。
少し時間が経つと、真人も来ていよいよ第一の計画が実行された。
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