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「隙ありっ!」
「だがしかし、断るっ!」
金属バットで殴りかかってきたやつの攻撃を避けた。
がしかし!
ぎゅむ!
「え?」
それはそれはスローモーションで、遅く遅く僕の体は傾きそして、後ろにある石段に頭が当たった。
「う、わあああああ!灰風がっ!喧嘩してねぇーのに頭から血がっ!」
「誰だよ!ここにバナナの皮捨てたやつ!」
ごめん、それ僕なんだ←
みくるくんがくれたからさ(笑)
あ、ダメだ。
意識が………なく、なる………。
「救急車って110だっけ?あれ?119?」
「バカやろおおおおおお!こっからなら担いだ方が早い!」
あれれ?
こいつら僕と喧嘩しようとしてたのになんで僕を助けようと………、
だめだ、もう意識が……。
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