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~First Incident~
「お願いです。私を殺さないでください...」
涙を浮かべながら、必死に助けを求める一人の少女。
周りはコンクリートで囲まれ、窓のない狭い一つの空間。
空気は悪く、薄暗い。
少女は目隠しをされていて、服も脱がされ、体は傷だらけ。
数日何も食べていないため、かなりやせ細っている。
彼女のまえには5人の男たちがいた。
そして一人の男が
「例のものを持ってこい。遊びはここまでだ。」
それを聞いた一人の男は、部屋の端にあるデスクの引き出しを開け、
金属物を取り出した。それをそっと男に渡す。
そして男は彼女にこういった。
「楽しませてくれてありがとう。ちょっと痛いかもしれないけど、すぐ楽になるよ。君の死は無駄にしないからね。」
男はそういって金属物を彼女の目に近づけた。
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