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ハル「ヒデ。」
ヒデ「何…。」
ハル「拗ねてる?」
ヒデ「拗ねてないもん…。」
ハル「嘘。拗ねてるでしょ。相変わらず嘘が下手。」
ヒデ「うっさい。」
思いっきり拗ねてますという顔をしてるのに拗ねてないと言うヒデに相変わらず嘘が下手だなと思い、そう言えばうるさいと言われてしまった。
ハル「ヒデ。」
ヒデ「…。」
ハル「ヒーデー。」
ヒデ「…。」
ハル「ヒデ。」
ヒデ「…。」
ハル「愛してる。」
ヒデ「っ…///」
めげずに何度か名前を呼ぶが無反応…。
これ以上呼んでも無駄だなと思って不意打ちで愛してると言えば顔を真っ赤にしてバッと此方を見上げてきた。
可愛いなぁ。
ハル「可愛すぎ…。あ、りゅーこにおさわりさせたお仕置きしなくちゃね。」
ヒデ「え、怒ってないって言ったじゃん!」
ハル「それとこれとは別。」
ヒデ「痛いのやだ…。」
ハル「優しくするよ。アナタに痛い思いさせたくないからね。」
ヒデ「んっ……///」
お仕置きと言えば怒ってないって言ったじゃないかと言われたので別だと言い、痛いのは嫌だと言われたので痛くするつもりは元から無かったので痛い思いはさせたくないから優しくすると告げてやり、ヒデの頬に手を優しく添えれば柔らかいその唇に自分の唇を重ねて……。
誰にでも無防備で人懐っこい我が儘なアナタと付き合えるのは俺でこんな折れと付き合えるのはアナタしかいないし、護りたいと思えるのかな…。
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