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そこにいたのは、私と小学生からの知り合いの立岡昴(たておかすばる)だった。
昴は相変わらずアクセサリーを数え切れないほど沢山つけている。
その割に、髪型は短髪で黒なので逆に迫力が大きい。
更に身長もかなり高い。
そのため、初めて昴を見た人は大抵ビビる。
「別に…というか昴、またアクセサリー増えてない?」
「あぁ、いくつか気に入ったのがあったから新しく買ったんだ」
嬉しそうに話す昴。
本当、少しクールな割には何というか…。
私がウーンと考えていると、昴はポンッと私の頭に手を乗せた。
私はそれに特に抵抗することも無く歩くスピードを上げる。
昴がフッと笑ったのが見えた。
とにもかくにも、高校でも私と昴は一緒だ。
……まだクラスはわからないけど…。
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