プロローグ

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その途端階堂の大々的な告白に大歓声が上がる 秋人「嘘だろ…」 秋人の心の何かが粉々に砕け散った 頭の中が真っ白になり生まれてはじめての失恋を味わった。 自然と涙が溢れてくる… その途端体育館のドアが勢いよく開く 歓声がたちまち静み変える。 中に入って来たのはアサルトライフルを持った黒ずくめの男たちがずらずらと入って来る。 その途端歓声が悲鳴に変わる。 そのなか秋人は騒ぐこともなくボーと入って来た男たちを眺めていた… おそらく失恋のショックで思考が働かないのだろう。 黒ずくめの男たちは全校生徒を取り囲む そのなか黒ずくめのリーダーらしき男が 壇上に上がりリーダーがこう言った 「我々はお前たちを人質に日本政府に要求をする時と場合によってはおめえらを殺す!!」 そうこれが始まりだ… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 秋人の中学に立てこもった男たちは 日本政府に2つの要件を出した。 1 総理大臣の辞任 2 沖縄の米軍基地に攻撃 の2つのであった。 当然そんな要件を飲むことのできない日本政府 中学校の回りには警察やマスコミがうじゃうじゃいる。 そのなか秋人は失恋のショックで脱け殻のようにぼーとしている。 すると再び黒ずくめのリーダーが教壇の上に立つ 「残念ながらこの国はお前らを見捨てたそれでだこの中から人柱を選ぶ!」 その時生徒がざわめく 名簿を見ながら黒ずくめのリーダーは名前を呼び上げる。 「夢野 青葉(ゆめの あおば)前に出ろ!」 その名を読み上げた途端秋人は絶句した
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