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シーン……。
沈黙が続く。
「ふぅ疲れた~」
俺はその場に座り込み、寝転がる。
パチパチ
どこからか拍手の音が聞こえる。
「すごい!すごい!どうやったらあぁなるの!?魔法?それとも召喚術!?でも私、あんなモンスターみたことないよ!!」
助けた女の子が駆け寄り、俺の事をまじまじと見る。
モンスターを倒すので必死だったが、よくみるととても可愛く顔立ちも整っていて綺麗だ。
「大丈夫だったか?」
「うん!ありがとう!でも本当に凄いなぁ~。その服も見たことない素材だし……あ、ごめんね立て続けにしゃべっちゃって…私の名前はルナ・キリース。何かお礼をしなくちゃ!」
おぉルナさんか…そういえば異世界で学ランってシュールすぎるな…後で着替えるか。
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