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「取り敢えず今日はもう遅いし、ここで野宿にしようかな?」
野宿かぁ…ここ川辺でゴツゴツしてて寝にくそうだな…。
そんな事を考えているとルナは手っ取り早く薪を集め、手のひらから火を出し薪に火をつける。
「さっきはありがと。カルマ君が来なかったら多分私死んでたよ」
周りは暗く、薪に付いた火が俺とルナを灯し妙な空間を生み出す。
「あの…お礼と言っては何なんだけどさ…。その…」
「すーす~」
「ちっ寝たか…」
何かルナが言ったような気がしたが気にせず俺は眼を閉じた。
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