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南 愛良小学校二年生。
双子で、愛華と仲良し姉妹。
愛華は明るくてヤンチャで凄く元気な女の子。
愛良は大人しくて人見知りで控え目な女の子。
全く正反対な性格。
そんなある日、クラスメイト高橋 潤が私に言った。
「こっち見るな、キモイし」
これがイジメの始まりだった。
それがきっかけで、その日から、今まで話してた友達と思ってた子からも無視されるようになった。
でもこの時はまだ悲しくもなかった。
だって休み時間に隣のクラスいけば愛華がいたから。
一人でいるのが辛くて、休み時間になると愛華のクラスに遊びに行ってた。
キンコンカンコン、休憩終わりのチャイムがなる。
クラスに戻ると机に大きく書かれていた。
学校くるな、ブス。
私は消しゴムで消した。
小学校二年生の時は軽い虐めでした。
小学校三年生になり、クラスが変わった。
高橋 潤の友達の尾崎 卓也と同じクラスになってしまった。
また新たに虐めが始まった。
授業中、丸めた紙が投げられてきた。
中にブス、学校くんな、死ね、キモイって書いてあった。
先生は注意するだけで対して何もしてくれなかった。
イジメがきつくなって他のクラスにも分かるようになってしまった。
愛華にもイジメの事は隠していたけど、ばれてしまった。
愛華のクラス行っても、喋った事ない男子にもキショとか言われて、どんどん居場所がなくなっていた。
愛華は泣きそうになってる私を優しく支えてくれた。
虐めが大きくなってしまう事に、愛華を巻き込んでしまわないか怖かった。
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