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「貴女も本当にありがとうございました」
「いえ…私は何もできなかったですし…じゃあ私はこれで…」
何時の間にか周りに沢山の野次馬ができていてた。
今私は現代にいた格好のままで余りここに居続けるのも悪いような気がして早めに去ろうと考えていたのだ。
「あっ、ちょっと待って下さい。
貴女可笑しな着物を着ていますし名前はなんて言うんですか?」
爽やか系美男子君に捕まった…
早めに退散するつもりだったのに…
「…人に名前を聞くには自分から言うのが礼儀ってもんじゃないんですか?」
「アハ、すいません。
そうでしたね。
私の名前は沖田総司と言います。
で、貴女の名前は?」
ふ~ん、
爽やか系美男子君は沖田総司って言うんだ。
………
「って沖田総司ーー!?
あの沖田総司ってこと!?」
「あのかどうかは分かりませんが、私が沖田総司です」
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