第4章 いきなり修行パート突入なり!!

2/30
471人が本棚に入れています
本棚に追加
/932ページ
さてと、修行しろと言われても……なぁ。 異葉の話じゃあ、ここの時間の流れは普通の場所の千分の一位らしい。 単位で言われても全然分からないのだが。まぁ、この際気にしないようにしよう。 「おーい、異葉ー。出てこーい」 ………来ない、せめてどんな感じで使っているのか聞こうと思ったのに。 もういいや、イメトレしてみよ。 そう思い近くにある岩に腰掛けて異葉がやっていた?ように瞬間移動みたいなものを思い浮かべる。 そしてゆっくりと目を開けると……なんと、さっきと、場所が、違って…………なかった。 まぁ、分かっていたけど。やっぱり出来てないと落ち込む。 それにしてもどうしようか、イメトレをしてみたはものの何も起きないし。 精神の中に入って何かしらに教えて貰ったりは出来ないのだろうか? <出来ないこともないぞ> 声がして振り向くと異葉が立っていた。 「うぉ!!ビックリした、なんだよ急に出てくんなよ それで、どういうことだ?」 疑問に思ったことを口に出す。 <お主が言っておった精神世界で直接己に教えを乞うことが出来るという話じゃ> 「出来るのか、そんなこと?」 <まぁ、少々荒療治になるがの お前の意識を直接精神に送ることで出来る筈じゃが、今までのそんなことしたこと無いからどうなるか分からんぞ> うわー、なんかヤバそう。ミスったら絶対に廃人になるな。
/932ページ

最初のコメントを投稿しよう!