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<それじゃあ送るぞ>
「待てよ!!心の準備とかあるだろ」
<それもそうだな。で、いいか?>
話し聞けよ!!
「俺が良いって言うまで待てよ」
<………いいか?>
よし、ちょっとコイツ殴ろう。
「まだだって言ってんだろうが!!」
そう言って殴りかかる、が。
<良さそうじゃな。では、逝ってこい>
漢字ちげぇよ………
………で、何で家?
多分俺の精神世界?は家だったらしく、今は自分の部屋だ。
取り敢えずここに居ても始まらないので下に降りてみる。
言ってあるかどうか分からないが、俺の家は2階建てで俺の部屋は2階にある。玲香の部屋は俺の部屋の隣だ。
リビングに降りてみると、ソファーで誰かが寛いでいた。
「おい、そこの奴
聞こえてんだろ、おーい」
最初に声をかけたときは無視されたから、2回目は少し大きめで言ってみる。
「……………グー」
耳を澄まして聞いてみる。と、どうやら寝ているようだ。
水をかけたらどんな反応するか面白そうだったので、コップに水を貯めてぶちまける。
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