2人が本棚に入れています
本棚に追加
/305ページ
「ん~~……」
相変わらずの寝ぼけサラ。とにかく起きてくれてよかった。
昨日の腕輪の色を見たら心配で心配で……正直よく寝れていないジオである。
「でもそんな赤くなってない……」
「んにゃ?」
「かわいいな。」
アテナが楽しそうにサラを見ている。寝ぼけサラの幼少化は見ていて面白い。
そろそろ戻る頃かなと思い始めたら、すぐにサラは目に光を戻した。
「ん、アテナ? まさかまた変な質問を……」
「私がいつもそんなことをするとでも思っているのか?」
「い、いえ、そんなことありません。」
私、弱い……サラは両手を正座した太ももの上に置く。できる限り抵抗しませんと伝えなくては。
最初のコメントを投稿しよう!