《1》

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荷物はないから着替えて終わりだな。 ハァ、マジ何考えてんのか…。 ため息をついたとき ピンポーン と家のチャイムがなる。 出るのはSPだ。 とりあえず迎えの可能性が大だからドアからひょこっと顔を出す。 「満先輩!お迎えがきたよっ!」 陽がバタバタと階段を上って知らせにきた。 ヨッシャドンピシャーww とりあえず携帯とPCを持ち、部屋の外にでる。 「陽、お前準備出来てるか?」 「うんっ!母上様が後から荷物を送ってくれるって! だからお気に入りのくまさんと携帯だけ持ったよ!」 「おし。じゃっ、行くか。」 陽の頭を数回ポンポンと撫で階段を下りる。 にしても陽のやつ、まだあのぬいぐるみ持ってたのな。 初めて会った頃、ビビってた陽を安心させるために上げた白いクマのぬいぐるみ。 可愛い物どうしでなんて俺得なんだ。
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