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荷物はないから着替えて終わりだな。
ハァ、マジ何考えてんのか…。
ため息をついたとき
ピンポーン
と家のチャイムがなる。
出るのはSPだ。
とりあえず迎えの可能性が大だからドアからひょこっと顔を出す。
「満先輩!お迎えがきたよっ!」
陽がバタバタと階段を上って知らせにきた。
ヨッシャドンピシャーww
とりあえず携帯とPCを持ち、部屋の外にでる。
「陽、お前準備出来てるか?」
「うんっ!母上様が後から荷物を送ってくれるって!
だからお気に入りのくまさんと携帯だけ持ったよ!」
「おし。じゃっ、行くか。」
陽の頭を数回ポンポンと撫で階段を下りる。
にしても陽のやつ、まだあのぬいぐるみ持ってたのな。
初めて会った頃、ビビってた陽を安心させるために上げた白いクマのぬいぐるみ。
可愛い物どうしでなんて俺得なんだ。
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