《1》

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玄関の方ではリムジンが待っていた。 「陽、先乗れ。」 陽はまだ慣れないらしいリムジンにキョロキョロしながら乗る。 うん、可愛い。食べちゃいたiry 陽に続き俺も乗る。 2人が乗ったことを確認するとSPとメイド達は 「「行ってらっしゃいませ」」 と頭を下げてドアを閉めた。 「満様、陽様、この度運転手をつとめさせていただきます、理事長の秘書の佐久間 一縷(サクマ イチル)と申します。 以後よろしくお願い致します。」 「は、はい!よろしくお願いしますっ!」 「わざわざありがとうございます。よろしくお願いします。」 秘書かぁ、なんかこう、上品だな。 黒髪に眼鏡にスーツ。いかにもできる男って感じ? 「満先輩!通学は明日からだそうです!」 「ハッ、だろうな。陽、今日は日曜日だぜ?」 「!!はうっ////わ、忘れてました…////」 てか陽、敬語使っちゃってるし。 まぁ、いっか。
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