プロローグ

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街に入ると凄く賑わっていた。 特に目に入るのが鎧を見に纏った人達。 流石ギルドが一番ある街。 他は賑わっている事以外普通の街と変わらない気がする。武器屋さんに服屋さん、食べ物屋さん等が通りに沢山並んでいる。 そんな事を思いながら僕は目的の場所に向かいながら街を歩き回る。 その中でも凄かったのはギルドの数。 なんと三軒ごとにギルドがある。 いつ来てもこのギルドの数には驚く。 そんな事を思っていると、ギルドの看板が目に入る。ギルド名は「雨模様」別にかっこ良い訳でもない、むしろ変な名前。ここは僕が所属しているギルドだ。 ギルドのドアを静かに開けると、中は右手にカウンター、左手は丸いテーブルがいくつも並び、椅子に腰掛けながら昼なのにすでにお酒を飲んでる人達がちらほらと目に入る。
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