1917人が本棚に入れています
本棚に追加
まぁ、それなりにドキドキはしたし、それなりに楽しかったし、それなりには好きになった。
あの時までは……。
……あの時、それはつまり、ロストバージンの時。
付き合って3か月程経ったある日、彼の家に誰もいないからと呼ばれた。
そしたら、何とな~くそう言うことになりますわな、これ。
でも、ここまでは、まだよかった!
でも、次の日何と、学年中になぜか私のロストバージンが知れ渡っていた。
平田くんが、私とヤったと触れ回ったのだ。
そのことに、まだガラスのハートだった私は物凄く傷付いた。
しかも、後で知ったことだけど、平田くんはおなじ学年で違うクラスの子、1コ下の後輩、更には、高校生にも手を出していたらしい。
で、この事実を教えくれたのは、同じ学年で違うクラスの女の子。
確か名前は……リホ、だったかな?
最初のコメントを投稿しよう!