離散…

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悠「なぁ、ここの入院患者って何人いるんだ?」 勇樹「さぁ…」 曲がり角の先を見ると、何体ものゾンビがゆらゆらと動いている。 勇樹「この数相手はちょっと難しいな…」 悠「でも行くしかないだろ?」 勇樹「そうだな。行くぞ?悠!」 2人は一斉に走る。 悠は鉄パイプで頭を撲り、勇樹が膝を次々と折る。 真ん中まで行くと、1人の男性の全身の肉を食われた死体があった。 悠「この人が洋子達を助けてくれた人か?」 勇樹「あぁ…。早くしないと俺達もこうなるぞ。」 悠は何かを見つける。 悠「これは…」 男性のズボンのポケットから拳銃が出ていたのを悠は拾う。 勇樹「悠!早く手伝ってくれ!」 悠「あぁ!」 悠は拳銃をポケットにしまい、鉄パイプで応戦する。 勇樹「これで何とか…。」 振り返ると、沢山のゾンビが地に伏せていた。 悠「まだ動いてるな。」 勇樹「仕方ない。全部を殺すなんて時間もないしな。先を急ぐぞ!」 2人は一度奥の病室の前に立つ。 洋子が向かった先の部屋を一つずつ調べる事にした。
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