~Prologue~

2/2
前へ
/2ページ
次へ
夜が明ける 部屋の中に朝日が差し込み、部屋の住人に朝が来たことを知らせる だが、眠いのだろう 少し唸るだけで起きる気配はない 暫くすると、一人の人がやって来て部屋の住人に向かって一言言い放った 「起きろ、クズ」 だが起きない 「起きろと言っている」 少し苛ついた声で再度呼び掛ける …が、やはり起きない すると、左の掌を部屋の中にいる人に向けて呟いた 「〈ファイア〉」 その瞬間、掌から火球が飛び出し部屋の住人を襲った 「グアアアァァァ!!」 さすがに火球をくらって起きない人などいないだろう 住人は飛び起き、服に引火している火を消した
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加