失われし者

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「司祭様…………シスター……………私も直ぐそちらへ逝く………」 太陽の日がさす廃れた教会で男が呟く 「もうすぐ………貴方達と共に………また………」 「ダメよぉそんな事~」 グパァ 「なっ…………!?」 突然女性の声がしたかと思うと男の足下が「開い」た 「貴方は「無く」なってはダメなのよ~?うふふっ」 男はどんどん「落ちて」いく 最早彼女の声は届いていなかった 「どうしてあげようかしら?あの子………楽しみだわぁ」 そして彼女も男と同じように「開いて」いる空間に入り…………すでにその場所は「この世界」から忘れ去られてしまった
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