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「蒸着!」
ギャバンが蒸着ポーズをとると、それは直ちに亜空間内で待機しているドルギランに伝わる。
〔了解!コンバットスーツ、電送シマス!〕
そして、ドルギランから粒子状に分解されたコンバットスーツが電送され、粒子状になったコンバットスーツは、ギャバンの体に吹き付けられるようにスーツを構成し、ギャバンに、蒸着されるのだ!
[BGM:宇宙刑事ギャバンインストゥメンタルver]
「いくぞ!チュウッ!」
ギャバンはそう言うと、ロボットの前に降り立った。
「・・・!!」
ロボット兵は銃口をギャバンに向ける。
「ふん!」
だがギャバンは銃身を握ると、バレルをグニャリと曲げた。
「!!!!」
驚くロボット兵を余所に、ギャバンはポーズを取りながら、右手を突き出した。
「レーザー!Zビーム!」
突き出した右手から放たれるレーザーZビームはロボット兵3機全てに直撃し、3機全てを爆散させた。
「おいおい、いきなり攻撃してきたわりには弱すぎるぞ。まるでマクーのクラッシャー級だな」
すると
「止まってください!」
突然、背後から声がした。振り向くとそこには、オレンジ色の髪の少女が銃を構えていた。その横には、蒼い髪の少女がいた。
「(どうしてこんな場所に女の子が?)」
ギャバンは少女に近づこうとしたら
「動かないでください!」
少女から拒否された。どうやらギャバンにたいして警戒心があるようだ。
「(どうやら警戒されてるなこりゃ)」
そう思うと、ギャバンはコンバットスーツを解除した。コンバットスーツが解除されたことに驚いた二人だったが、直様持ち直した。
「時空管理局、古代遺物管理部機動六課の者です。事情を聞きたいのでこちらに同行してください」
一気に訳の判らない言葉が現れた。時空管理局?機動六課?ギャバンは少女に質問した。
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