第1話 遭遇

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「蒸着!」 ギャバンが蒸着ポーズをとると、それは直ちに亜空間内で待機しているドルギランに伝わる。 〔了解!コンバットスーツ、電送シマス!〕 そして、ドルギランから粒子状に分解されたコンバットスーツが電送され、粒子状になったコンバットスーツは、ギャバンの体に吹き付けられるようにスーツを構成し、ギャバンに、蒸着されるのだ! [BGM:宇宙刑事ギャバンインストゥメンタルver] 「いくぞ!チュウッ!」 ギャバンはそう言うと、ロボットの前に降り立った。 「・・・!!」 ロボット兵は銃口をギャバンに向ける。 「ふん!」 だがギャバンは銃身を握ると、バレルをグニャリと曲げた。 「!!!!」 驚くロボット兵を余所に、ギャバンはポーズを取りながら、右手を突き出した。 「レーザー!Zビーム!」 突き出した右手から放たれるレーザーZビームはロボット兵3機全てに直撃し、3機全てを爆散させた。 「おいおい、いきなり攻撃してきたわりには弱すぎるぞ。まるでマクーのクラッシャー級だな」 すると 「止まってください!」 突然、背後から声がした。振り向くとそこには、オレンジ色の髪の少女が銃を構えていた。その横には、蒼い髪の少女がいた。 「(どうしてこんな場所に女の子が?)」 ギャバンは少女に近づこうとしたら 「動かないでください!」 少女から拒否された。どうやらギャバンにたいして警戒心があるようだ。 「(どうやら警戒されてるなこりゃ)」 そう思うと、ギャバンはコンバットスーツを解除した。コンバットスーツが解除されたことに驚いた二人だったが、直様持ち直した。 「時空管理局、古代遺物管理部機動六課の者です。事情を聞きたいのでこちらに同行してください」 一気に訳の判らない言葉が現れた。時空管理局?機動六課?ギャバンは少女に質問した。
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