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乱しては治しての繰り返しに馴れて中級までのコントロールが終わった.......がここで問題発生
試合の前日にウェスト教師にメンバーが呼ばれ
「お前ら個人で使い魔召喚と魔武器生成したか?」
約3人「ダラダラダラダラダラダラダラ(冷や汗)」
まさかの出来てない問題だった。まぁ学園でやれればいいんだけどそれが許されないため仕方なくリエラの家ですることにウェスト教師に同行してもらった
「まさか正体ばらさないために禁止してたとは....言われなかったら出場禁止だったぞ?」
『忘れてましたごめんなさい』
3人共頭下げて謝った
「今日は練習無しで帰るだけだったから丁度良かったし力も伸びてるからいいのが召喚できるぞ」
「ミゾレ、それはどういうことだい?」
「簡単だエルドラ、召喚の際魔力が高くてもコントロールが無ければ中身すっかすかのヘンテコなのが出てくるからな」
っとウェスト教師が補足説明をしてくれた
「逆に魔力無くてもコントロールが強いと見た目弱そうなのに中身が強いこれまたヘンテコなのが出てくるから丁度よかったんだ」
とここで俺が追加補足した
「成る程....詳しいんだね、ミゾレさんは」とカアラが笑顔で言ってきた
「伊達に長生きしてないからなぁ....そんなことより召喚しようぜ。最初はシンクーからで、エルドラの後カアラにするか」
「分かった、なら行ってくる」
シンクーはそう言って魔法陣に両手をつけて
「とりあえず強いの来い」
とだけ唱えた
触れてなかったけど召喚呪文はなんでもいいけどそれは適当すぎないかなぁ!?
ま、まぁシンクーの言葉に呼応して光ってるからできてはいるんだけどさ
光が収まり始めた頃にズドン!と重たい音が聞こえてシンクーが吹き飛ばされて壁に激突した
魔法陣には焔を全身に吹かせながら槍でスイングをして固まってる鎧がいた
俺以外唖然としながらもシンクーは瓦礫の中から出てきて
「おー生きてる」とだけ呟いた
そんな反応でいいのかよーという疑問を浮かばせたがら
『拙者の一撃受けきるとは見事。不意打ちしてすまぬが契約しようぞ』
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