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「でもすげーよな....フードつけると視覚阻害で相手から顔見られないし脱ぐと何故か人になるし」
奥でこのⅩⅢコートの解析してる奴がいるけどまさにその通り
つけてる側は視界良好なのに相手から見ると真っ暗になって肌の色どころか輪郭ですら分からないほどの強さで
どうせ腐れ貴族だから顔出せ言うとと思うからⅩⅢコートが自動認識で着ている人に合わせて人間化の魔法かけてるから魔人だろうが魔族だろうが人間に見える
コートに登録すると視覚阻害や人間化の魔法がその人だけ解除できる仕組みにもなってる。Fクラスは全員分登録してあるからさっきみたいに研究しなければ皆普通の顔になってる
「よいしょっと......そのコートまだ能力あるから、例えばこんなの」
俺もコート着て右手を前に出してほんの少し魔力を込めると人が飲み込まれるほどの少し大きな闇の塊が出てきた
「うおっ!?ここで魔法使うなよ」
「攻撃系じゃないから大丈夫だ。俺の目の前と奥にもう一個出てるだろ?目の前の闇に入ると....奥の闇から出てこれるちょっとした転移魔法だ」
研究生徒(今命名)が驚きながら見よう見まねでやったのか、手をかざしたらできて喜んでた
「後もうひとつ能力あるけどこれは各自で探してみてくれ。俺はリエラ起こす」
はーいという小学生みたいな感じで返事をし、俺はおんぶしているリエラを椅子に下ろして頬をぺちぺちと叩いた
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