『プロローグ』
2/2
読書設定
目次
前へ
/
18ページ
次へ
その日は、随分と平凡な一日だった。 殺風景な部屋の隅のほうに、寂しく掛かっているカレンダーにも なにも書き込まれてはいない、 とにかく何も無い一日だった。 明日に僕の生涯が終わりを告げると言うこと以外は。 もう何もかもがどうでも良かった。 何においてもやる気が起きなかった。 そして、11時59分59秒だった時計の秒針が進み、僕の余命が後一日になったことを告げた。
/
18ページ
最初のコメントを投稿しよう!
2人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!