『彼の彼女と世界』～恋愛の鎮魂歌～

世界の一人

兵器には三種類ある『術士』『剣士』『クローン』
人口は術士が一番多く、クローンが一番少ない。
クローンは名前のとおり、人工的に生み出された人だ……
犠牲にしなければならない兵器を選ぶのがムリと判断されたため、作ることにしたのだ、それが、クローン。神といわれるものしか作れなかった人を作ってしまったのだ……大戦のきっかけはここにあった。
タウン｢アメリカ｣が最初にクローンを作ったと世界に広まった時、それに反対したタウン三ヶ所が敵対表明をした。これを引き金に大戦がおこった。
兵器を犠牲にしたタウンの核を『天核』と言う。
しかし手術した兵器よりもクローンのほうがながく、天核として使えることもわかった。
しかし、大戦中に逃げだしたクローンの一人に作る場所がばれ何体ものクローンがぬすまれている。
あげく、タウンの核が成長して、ただのクローンでは数日しかもたなくなった……