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唯「…言われたようにしてやったんだからお前出てけよ?」
呆然としたままの渓に適当に言葉を投げかける。
うげ…唇に感触が…
まぁ、俺キスとか初めてじゃねぇし…ってか童貞じゃねぇからそこまで騒ぐのも面倒なんだが…
あーイライラする。
無駄に柔らかいアイツの唇にイライラするわ。
渓の唇が無くなるぐらい顔面殴ったらスッキリすっかな
俺が変な計画を立てながら、教室の端の方に何故かあるソファに歩いて近付いていると、後ろから渓の慌てた声が聞こえてきた。
渓「…えっ!?ちょ、今…えぇー!?」
うるっせぇな殴んぞ本気で
唯「五月蝿い黙れ蠅が」
俺はそんな渓を白い目で見ながら言う。
渓「…唯なんでそんな冷静なんだよ…」
すると渓は悲しそうな顔をしやがった。
…しかも語尾伸ばしてねぇし…きもっ…
唯「…知らん…俺はもう寝る。」
渓の事なんか無視だ無視。
…自分よりでかい野郎を抱きしめてあげたくなったとか…ないわ俺…
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