…いーち…はぁ…

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…ガチャ… ただいま俺は美術室に入ってみたわけなんだけど… ……はぁ…チッ 俺は今日何度目か分からないため息をつく いや、なんであんたがここにいんだよ… は?まじ俺がここにサボりくんのわかって、邪魔しに来てんの? そんな不機嫌な俺の目線の先には…机に座って、こっちをニコニコしながら見ている美形の男…渓(ケイ)。 この男子高の風紀副委員長…らしい。 いや、風紀委員のことなんか誰かが騒いでるの聞いて、知ってるくらいなんだけどね? ほとんどはうるさい騒音として処理してたけど…コイツの名前だけはなぜか聞こえてしまったんだよ… やっぱり腐れ縁だからかー? …幼稚園から、10年以上もなる腐ってカビがはえるくらいのな… 渓「唯ぃー…美術室にいらっしゃ「逝ってらっしゃい」…えぇー?あいかわらず酷いなー」 出た…語尾伸ばすという俺的騒音野郎… いや、俺精神的騒音野郎? なんていえばいいか分かんねーけど、兎に角大声でもねーのにうるさく感じる… あぁー迷惑 くっそ迷惑…うぜーうぜーうぜー… 唯「…なんでてめーがここにいんだよ」 渓「んんー…さぁ? 今日は絵でも書いてこいっていいんちょーに言われてさー 絵っていえば美術室かなーってー」 唯「チッ…あの役立たず風紀が…ただの子守り放棄じゃねーか… 自分の委員会の委員ぐらい自分で面倒みろっての…授業中に追い出してんじゃねーよ面倒くせぇ…」 渓「あれー? 俺って、追い出されてたのー?」 唯「…に決まってんだろーが」 いまさらかよ…コイツ昔から変性格だよなー 頭いいくせに残念なんだよ、コイツ 顔も良いかもだけど、気に入らないから説明なんかしねぇ。 渓「…そう…お仕置きしなきゃね?」 …出た 怒ったら語尾疑問系にして俺に聞いて来るってゆーうざいやつ。 とこまでもうざい喋り癖だよなーこいつ。 黙っとけばいいのに .
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